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高畑耕治

Author:高畑耕治
愛のうたの絵ほんは、高畑耕治の詩と詩集の海です。
Profile 高畑耕治 たかばたけ こうじ
1963年生まれ大阪府四條畷市出身、早稲田大学政経学部中退。東京都多摩市在住。
詩集『銀河、ふりしきる』(2016年5月イーフェニックス)
詩集『こころうた こころ絵ほん』(2012年同上)
詩集『さようなら』(1995年土曜美術社出版販売・21世紀詩人叢書25)
詩集『愛のうたの絵ほん』(1994年同上)
詩集『愛(かな)』(1993年同上)
詩集『海にゆれる』(1991年土曜美術社)
詩集『死と生の交わり』(1988年批評社)
雑誌「エヴァ」に扉の詩(1996~1997サンマーク出版)を連載。
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寺井青の詩「パンジー・相聞」

 私のホームページの「好きな詩・伝えたい花」に、詩人・寺井青さんの詩を紹介させて頂きました。

  詩「パンジー・相聞」
                                              (クリックしてお読み頂けます)。

  この詩は寺井青さんの代表作、少なくとも一読者としての私にとってはそうです。200行を越える長篇詩ですが、一息に
  読めてしまう、作品の、作者の力を感じずにはいられない、大好きな詩です。優しい題名通り、とても美しく、心に響く抒情詩です。
  どの詩行にも、生きてきた、生きている人の、心、想い、感受性が、みずみずしくあふれだしていて、読者の私の心に沁みこみ、
  静かなこだまを、呼び覚ましてくれます。寺井さんが、詩友の常山満さんの遺稿集を自費で出版されたことを、私は深く尊敬します。
  この優れた作品を生みだされた心と意志をもたれた優しい詩人だからこそできたのだと思います。とても美しい、心うたれる詩の花です。


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tag : 詩人 寺井青 常山満 ジュラ 高畑耕治

詩誌『たぶの木』12号をHP公開しました。

 手作りの詩誌『たぶの木』12号(漉林書房)を、私のホームページ『愛のうたの絵ほん』に公開しました。
  
   詩誌 『たぶの木』 12号(詩誌名をクリックしてお読み頂けます。)

 参加詩人は、田川紀久雄、坂井のぶこ、山下佳恵、高畑耕治です。


お読み頂けますと嬉しいです。


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tag : 詩誌 たぶの木 詩人 田川紀久雄 坂井のぶこ 山下佳恵 高畑耕治

詩想(十八) 詩と文学12 心の足跡7 

 私の折々の想いをツイッターにしたためた言葉から、似通う色合いのものを、詩想としてまとめています。

 今回は「詩と文学12 心の足跡7」、私の率直な想いです。

  詩と文学12

公開作品のタイトルは、「浮舟」、うきふね、にします。長大な愛する『源氏物語』の「宇治十帖」の愛する浮舟に。小さいですけれど、想いをこめました。

 ☆

できる時間を見つけては作品を創っています。まだかかると感じますが、種を、芽吹きを感じ、花咲く時への予感は喜びです。
作品はいつできるかわからないさまよいなので、読書やエッセイの準備、書く時間がなくなってしまい、贈書の返礼に全く手がつかないのが悩みです。でも作品が私のあかしだから。

 ☆

詩友の、常山満さんの、詩が好きで、死んだ彼の作品を伝えようと、苦しい生活費削り、常山さんの、遺稿詩集を出版された、詩人の寺井青さんを、尊敬します。詩人の魂ある人。彼のこころ豊かな、抒情詩の、美しさを、私のホームページで、必ず伝えます。

 ☆

詩人の常山満さんと寺井青さんの響きあいに、心から共感するのは、商業の打算から、遥か遠く、好きだから、共鳴するから、それだけで、身を、魂を、生活を、削ってしまってまで、詩にいのちかけてるから。アホな生き様。、業悲しい。詩は商業から、いちばん遠いから心に響く。それ隠すのはごまかし。

 ☆

詩が好き、詩を好きな方を好きなので今日はくださった詩誌に懸命に、感想と返礼しました。詩集には、こころ込めて伝えたいのだけど余裕いまありません。
できずに潰れた苦い過去から学んで私の生活と創作が壊されないこと守りつつ。投げかけてくださった詩ごころ好きだから遅れてもこだまかえしたいです。


  心の足跡7 

かすみをたべてせいめいいじできたらどんなにいいだろうと、むかしからおもってた。できたなら、書くことばかり、死ぬまでするのに。

 ☆

正直に。 ゆがみきり、偽善と嘘面ばかりの社会のなかで、 いじけるこころ 人間だ





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tag : 詩人 高畑耕治 詩歌 うた 絵ほん 詩想

詩想(十七) 詩と文学11 一市民として7

 私の折々の想いをツイッターにしたためた言葉から、似通う色合いのものを、詩想としてまとめています。

 今回は「詩と文学11 一市民として7 」、私の率直な想いです。

  詩と文学11


遊びは心育む大切な行い。詩は根本は、言葉の遊びの豊さを楽しむこと。美しいな、きれいだな、いいなと、かなしいなと、こころに感じ、伝えあうこと。童謡、童話は、素直で美しい。「現代詩」が病んでいるのは、この難解な言葉の組立遊びの良さ誰にもわからないだろうと自己満足ばかりで傲ってること。

 ☆

いとしさ、せつなさ、ときめきの、感じられない言葉なんて、詩じゃなと、思っています。
そのこころをこそ、伝えたい強い思いないなら、散文に徹して、説明、解説
主張、議論したらいい。
この言葉、こころは、詩ではありません、と、ごまかさずに。

 ☆

この二十数時間、創造的な活動がなにもできなかった、このわたしに。生むためには、生命維持活動と、生活維持活動は、どうしても必要。なのだから、そのことに埋もれたと嘆かず、生むために努めたと、思え。生むためと耐えて待ち望んだ明日がもうなかったら嘆きに滅べ。あったなら喜びを創作にそそげ。

 ☆

今日はほんのすこし、古今和歌集を読む時間がもて、こころ穏やかに落ち着きました。古典を感じとる時間を大切にとりたいと願っています。

 ☆

詩歌が好き、詩歌を好きな人が好き。素直に、ありたいと。

 ☆

ああ疲れた

でも
いいうた読むと
すくわれる


  一市民として7



どうしてあんな最悪の犯罪まがいの行政に平気面な愚か者を、首相なんかに選んでしまう愚か者の群れを選んでしまう、選ばれないようほんの少しの努力をしない、人たちが多いままなら、子どもたち、不幸になる。それだけはだめだと、生活者として思っています。原発危うさほったらかし情報隠し危ない。

 ☆

食べてゆき生活することだけで必死、他のことなんて考える暇ない。ほんとにわたしも同じ。考える暇ない、少しでも稼ぎ楽したいとあくせく盲目。なのに食べてゆき養うための汗と涙なんて親譲りの資産でまったくしらない輩が蝕んでいるこのお国。美しいみどりと海の島。このままじゃ無人島になる。

 ☆

個人的な感覚。一市民の。今、危機的な原発の状況に、鈍感で、隠して、嘘ばかりいい、趣味のカジノ視察なんてできる者が、総理だなんて、酷すぎるお国。



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tag : 詩人 高畑耕治 詩歌 詩想

新しい詩「梅雨、生きる」をHP公開しました。

 私の詩のホームページ「愛のうたの絵ほん」の「虹 新しい詩」に
新しい詩の花を公開しました。
                              (クリックでお読み頂けます)

 「梅雨、生きる」


お読み頂けましたら嬉しいです。
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tag : 詩人 高畑耕治 詩歌 うた 絵ほん

詩想(十六) 詩と文学10 心の足跡6

 私の折々の想いをツイッターにしたためた言葉から、似通う色合いのものを、詩想としてまとめています。

 今回は「詩と文学10 心の足跡6」、私の率直な想いです。

  詩と文学10

私のホームページ「愛のうたの絵ほん」の、新しい作品。「ちいさなうた」は、古代歌謡の民謡調、万葉集の正述心緒、寄物陳思のこころのままのうたに憧れるこだま。「虹:新しい詩」は、古今集から新古今集の、言葉であらわせるこころの表現にこだわりつくすうたへの憧れのこだま。どちらも、大切です。

 ☆

率直に。
芸術表現で、食べられるかどうかが、芸術家の評価だと、芸術に心あるひとはたぶん、誰も思わない。
芸術は作品がすべて。
でも、
生まれてくれた作品を伝えようと、パフォーマンスも含めて、可能性をさがし、懸命に努力する人が、私は好き。

 ☆

前のツイートについて。
前半の言葉と後半の言葉の間にある、「でも、」。
この葛藤に苛まれるのが芸術にいのちささげる者。
葛藤感じないのは、商売人か、戯れ。
ちがいはあります、非難ではなく。

 ☆

作品をよりよくするためにやすみ心やわらげようと歩いた耳に美しい小鳥たちの愛しあう声。好きです。さだめのときまで生きよう、と感じてしまう謙虚なこころを、呼び覚ましてくれて。

 ☆

燃え尽きた悲しい過去があるので、気をつけようと思っています。が、明日生きているかは、やっぱりわからないので、生みだせるときに、せいいっぱい生みだせるものを生み、お伝えする努力に果てられたら本望だとも思っています。が、原民喜もいうように、心のバランスは大切、本気で生みだしたいなら。

 ☆

こころにまかれた、作品の種を、芽吹かせようと、こころに抱いてあたため育てようとする時間は、憑かれた、業の、苦しい時間だけれど、抜け出たときに、作品の、産声としわくちゃな顔、ちっちゃすぎるやわなからだを、こころに抱けたら、ああこのためにだけまだ、わたし生きてるんだと。

 ☆

創作期。臨月。生むことにだけ懸命で、ほかのこと、なんにも、できません。最低限の生命維持活動と生活維持活動は、生むためにだけ、するけど。関心はひどく薄れて。生みたい、それだけの願いの塊。妊婦さんを、母を、尊敬しなおし。こころから。

  心の足跡6

ことばには幅があるので。とりようは様々。わたしのこころのままわがままにかんじてしまうのは、鈍い(つよい?)ものにはなんでもなく平気、感じやすい(よわい?)こころには、生きづらい、いのちと世のありよう。後者のひとが好きだから、生きています。

 ☆

率直に。
休むことは大切。子どもは別。だけど、TVのアホ番組みてゲラゲラ笑ってる顔は、猿にみえる。
わたしは大阪育ちで、漫才落語をに育てられた子どもだけど。
悩んで、悲しんで、苦しんで、自分だけじゃないひと、想って、
子どもが笑えること願って、こころ痛めてるひと、わたしは好き。

 ☆

わたしに。 おまえこそ、猿だ。猿回しの、けんめいな、子猿さんに劣らないよう、芸に励み、見てくださる方のこころ、ほんのすこしだけでも、あたためろ。




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tag : 詩人 高畑耕治 詩歌 詩想

詩想(十五) 詩と文学9 心の足跡5

 私の折々の想いをツイッターにしたためた言葉から、似通う色合いのものを、詩想としてまとめています。

 今回は「詩と文学9、心の足跡5」、私の率直な想いです。

  詩と文学9

和歌のかたちが生まれた万葉の時代から、正述心緒(ただに思いを述べる)、心をありのまま歌う相聞(そうもん)恋の歌はあって、私はとても好きです。いまの短歌、ポエム、詩まで流れ続けてきた抒情の響きにこだましたいといつも願っています。寄物陳思(物に寄せて思いを述べる)歌も大切にしながら

 ☆

みんな生きようと懸命だ。あたりまえのことだ。蜘蛛の糸に自分だけすがり、他を蹴落とそうとするのは、生物界の定めだとしても。そのことを、うたがい、いとうこころに、人間がいると、芥川は想い死んだと、わたしは想います。

 ☆

批評や学術研究は、作品を見る角度の多様性を教えてくれるから、大切。
でも、そのまえに、ありのままの作品、古典を、読み、心に感じることは、なにより大切。
できる限り、読まずにはいられいと引き付けられる古典を読み、感じとれたことを、エッセイにできたらと、願っています。

  心の足跡5

わたしのこれまでの作品を伝えたいと、ホームページを修正しながら思うこと。
かなしいこころもあることだ
わかいわたしはいまのわたしをたぶんせめてみとめないだろうけど
かえすことば
かなしいこころもあることだ けんめいさはたぶん 
みためじゃ ない

 ☆

じゅもんのような、わけのわからない、つぶやき、すみません。若かった日のわたしと、対話してしまいました。こんなにながく生きるのをいとっていた懸命だったわたしを、きらいではないので。いまのわたしが汚れきっていても、こういうけんめいさもあるのだと。

 ☆

昨夜から今朝の明け方にかけて、詩の種子が心に降り注がれ宿ってくれて、とても幸せだったのですが。日中は食べていくための時間にすり減らされました。当たり前のことだ。厳しい農耕にいそしんだのと変わらない。生きるために誰もに課せられた労働、農耕だと、想うとこころ少し、楽になります。

 ☆

社会の大多数の人が信望する価値尺度は、どれだけ稼いで組織で上にあがり楽に食べて遊んで自慢顔まきちらすか、だけど。つまらない。そのために生き延びるのはむなしい。今いる子どもと、ひとのこころと、死んだひとと、響きあえたか、微笑みあえたか、泣きあえたか、感じ伝えあえたか、だけ私は大切。

 ☆

心に決めたこと。生活するための労働の
時間は我慢するしかないのだから。解放された時間は、やり残して後悔しないようにしよう。愛し、書こう。読みたい本から読もう。自然に会いにいこう。


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tag : 詩人 高畑耕治 詩歌 うた 絵ほん

新しい詩「紫の滴」「満月」「浮舟」「がまん」をHP公開しました。

 私の詩のホームページ「愛のうたの絵ほん」の「野の花・ちいさなうた」に
新しい詩の花を公開しました。
                              (クリックでお読み頂けます)

「野の花・ちいさなうた」

 「紫の滴」

 「満月」

 「浮舟」

 「がまん」


ちいさなうたの四つ葉のクローバーです。
お読み頂けましたら、嬉しく思います。


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tag : 詩人 高畑耕治 詩歌 うた 絵ほん

新しい詩「なみだあせ」「大人に」「うそ」をHP公開しました。

 私の詩のホームページ「愛のうたの絵ほん」の「虹 新しい詩」と「野の花・ちいさなうた」に
新しい詩の花を公開しました。
                              (クリックでお読み頂けます)

「虹 新しい詩」

 「なみだあせ」

「野の花・ちいさなうた」

 「大人に」

 「うそ」

お読み頂けましたら、とても嬉しく思います。


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tag : 詩人 高畑耕治 詩歌 うた 絵ほん

詩想(十四) 詩と文学8 一市民として6

 私の折々の想いをツイッターにしたためた言葉から、似通う色合いのものを、詩想としてまとめています。

 今回は「詩と文学8、一市民として6」、私の率直な想いです。

詩と文学8

古今和歌集は、仮名序が好き。読みひと知らずのうたが好き。朔太郎は技巧に走る過ぎてるところをさんざんこきおろして私も影響されたけど、歌集にくくる評価はほんとは無理。ひとりひとりの歌人、一首ごとを、いい、好きと、感じるかどうか。だから、読み返したいと、思っています。

 ☆

好きな歌人、詩人との出会いと継続は愛するひととの結ばれ方、相性に、心の交わりだからとても近くて。
評価の高い西行は、なんども好きになろうと読んだけど私にはまだ深く響きません。式子内親王、定家、実朝のうたがぜんぜん違う個性なのに心に響きます。 良し悪しではなく。山頭火、放哉は好き。

 ☆

記紀歌謡の、愛のうたが好き。
万葉集の、歌謡、防人のうた、作者未詳歌に、感動します。
好きな歌ばかり、思い浮かべていたら、こころすこし元気になりました。
愛するひと、おもうこと、生きること、それだけ。

 ☆

アイヌのユーカラは、人の言葉、詩歌として、深く好き。新訳聖書の主の祈りも。

 ☆

和歌のかたちが生まれた万葉の時代から、正述心緒(ただに思いを述べる)、心をありのまま歌う相聞(そうもん)恋の歌はあって、私はとても好きです。いまの短歌、ポエム、詩まで流れ続けてきた抒情の響きにこだましたいといつも願っています。寄物陳思(物に寄せて思いを述べる)歌も大切にしながら。


一市民として6

いま首相に選ばれてしまっている者は、お国のために、戦え、死ね、と命じることしか考えていないから、非道だと、私は思う。戦いの相手への、想像力の欠如を含めて。死の無惨さを知らない自ら死ぬ覚悟のない、自己陶酔。人間として、ひどく卑しい。

 ☆

選ばれてしまっている首相は、主権在民を理解できない頭か、委ねられた職務を逸脱してねじ曲げる。彼の主権者は自分とお取り巻きだけ。言葉を変えると、ヒロイックに酔いしれる頑迷な独裁願望者。時代錯誤の大日本帝国憲法の信望者。おぞましく民主社会の時代にはひどく有害。


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詩想(十三) 詩と文学7 心の足跡4 

 私の折々の想いをツイッターにしたためた言葉から、似通う色合いのものを、詩想としてまとめています。

 今回は「詩と文学7、心の足跡4 」、私の率直な想いです。

詩と文学7

世界にあふれる言葉の99.9パーセントが、広告か、理知による散文なのだから、詩にこそやどせる、情感、情と感受性、感性、詩情、言葉の音楽と絵画をこそ、生み、育み、響かせたいと、思います。

 ☆

詩や文学を感じとれるこころは孤独を知り、そのうえで、他者をかけがえなく感じて対話するひと、美、世界、宇宙とも、対話するひとだと思います。

 ☆

いつ授精できて詩の種子か育ち始めるかは、とても不確かでわからないけど、でも 、詩を芽吹かせたいと感じ続けること、花咲かせたいと意思して、愛するこころでいることが、母に近づけてくれると感じます。

 ☆

この春は、好きな花ばなの、うた、詩が、たくさん咲いてくれたことが、嬉しいです。

 ☆

無視されても書かずにはいられないのが詩人だけど、
言葉のかたちをさがしながら、
自分もふくめた人の心に、
なにより、
伝えたくて、伝えようとして、
書かずにいられないだから。

 ☆

自戒。推敲は、
美しく磨きあげることもある、
傷つけるばかりで壊すこともある、
こころの言葉を。

 ☆

ちいさなうたを推敲しています。作品の長さに関係なく、芽吹くために、必要な時間、ふさわしい時があって、無理やりつかみとれるものではなく、待ち、ともにその時をむかえる、その時をともに生きるのが、生まれ生むことと感じながら、誕生の時を、想っています。

 ☆

この数日、ちいさなうたの、いくつかの花の、推敲をつづけています。どっぷりそれだけにつかって、咲かせたいけれど、曇り日、雨の日もあり。小さくても、大切に、咲かせます。


心の足跡4

昨日と今日は、緑地や尾根の緑のなかを、かなりの時間、歩いていました。5月の、緑のグラデーション、光と影、草木、竹の、息吹き、ちょうちょ、しおからとんぼ、青空と雲、とても好きです。言葉にすぐにできなくても、無言で、元気を与えてくれます。



元気になれるのは、花や木や竹や草や土と、ちょうちょ、とんぼ、空や雲と、声にださなくても、会話しながら、歩いてるからなんだ、気づきました。人間に限られた狭い言葉ではないもので、話しかけてくれているから。 


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tag : 詩人 高畑耕治 詩歌 うた 絵ほん

新しい詩「浮舟」「わがまま」をHP公開しました。

 私の詩のホームページ「愛のうたの絵ほん」の「虹 新しい詩」と「野の花・ちいさなうた」に
新しい詩の花を公開しました。
                              (クリックでお読み頂けます)

「虹 新しい詩」

 「浮舟」

「野の花・ちいさなうた」

 「わがまま」

お読み頂けましたら、とても嬉しく思います。


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詩想(十二) 詩と文学6

 私の折々の想いをツイッターにしたためた言葉から、似通う色合いのものを、詩想としてまとめています。

 今回は「詩と文学6」、私の率直な想いです。



公開する作品のたぶん最後の、推敲をしました。ひらめきと感動を作品のなによりの源にしつつ、より良くするための執念ともいえるこだわりは、文学も絵画も音楽も、アニメにも漫画にもポップスにもロックにも演劇にも、通じあうものだと、わたしは思います。創り伝えたい、願い、情熱、喜びです。



詩集への感想に詩人の伊藤公成さんが葉書をくださり嬉しく思いました。一読者としての、率直過ぎる、ある意味きつい、正直な感想のお手紙をしましたが、こだまをくださり、詩心ある詩を愛される詩人だと感じました、なんとか手紙を返しても殆どこだまは戻りませんから。詩界は病んでると思うなかで。



古典を感じとり直すエッセイを書く準備の気持ちで、『日本古典文学全集 歌論集』(小学館)の付録の歌論用語を読んでいます。たとえば、心、詞(ことば)、など、どのようにとらえられてきたか、俊成、定家、歌人、歌集による用いられかたなど、とても興味深く、受け継がれてきた豊かさを感じます。



記紀歌謡、万葉集、古今集、新古今集、伊勢物語、源氏物語の日本語を、時間を忘れて、ゆっくり、こころに響かせ、沁みこませたい。日々追われて、できずにいる、わたしの夢です。



いまの私の創作活動を音楽にたとえて省みると。
ツイッターでの言葉は、ライブ。
ホームページ、詩誌、詩集での公開は、レコーディング。
どちらも、大切。
ブログ、エッセイは心の宇宙をひろげようとする、公開セッションです。
どれも、大切。



「ちいさなお話」を完成させようともがき始めました。捨てようかと迷ったけれど、完成させます。村上春樹(好きだけど)、百田直樹(大嫌いだけど)、ふたりに絶対負けない作品。
もっと、志高く、星の王子さま、アンデルセン、仰ぎ見て、ふたりに近づける作品を。



補足。長い事物描写、細部の物の写実にこだわる、言葉は私には向かないので、無理だし、書きません。関心が薄いので、ドストエフスキーになりたかったけど、なれそうもありません。わたしは授けられた、こころのてのひらに、ひとのこころのこえの、かぼそさとうつくしさ、すくうことに、てっします。



長大な、ダンテ、ドストエフスキーに負けない作品をと、いつもいまも思いつつ。長い作品は私には向かない。でも、伝えずにはいられないものを伝える私にできる限りの表現を探す情熱と執念は負けない。越える努力すると。



5月4日公開のちいさな歌は、春の昼、陽光のうたです。5月6日公開の作品は、季節とわない、夕暮れから夜のうたです。昼と夜、光と闇、生と死、感じ歌うのが詩ですから。ひびきがとどく言葉があると、嬉しいです。わたしは、うぐいすに負けないよう、なくばかりです。



追記。負けないようにとは思っても人間の声よりうぐいすの声、はるかに心に響きます。人間の男の声はあしもとにも及ばない。女性の心こもる声は、うぐいすと空へ飛べる、と感じるのはわたしの個人的な感覚、偏見で、すみません。今日は懸命なうぐいすの声を耳から心に吸いこめたことが幸せでした。

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『詩学序説』新田博衛(八)比喩と詩と神話。光を世界の一点に。

 新田博衛(にったひろえ、美学者、京都大学名誉教授)の著作『詩学序説』から、詩についての考察の主要箇所を引用し、呼び起こされた詩人としての私の詩想を記してきました。
 この美学の視点から文学について考察した書物は赤羽淑ノートルダム女学院大学名誉教授が私に読むことを薦めてくださいました。
 小説、叙事詩、ギリシア古典悲劇、喜劇、戯曲(ドラマ)を広く深く考察していて示唆にとみますが、ここでは私自身が創作している抒情詩、詩に焦点を絞りました。

 最終の今回は、比喩と詩と神話についての考察です。●出典の引用に続けて、◎印の後に私の詩想を記します。読みやすくなるよう、改行は増やしています。

●以下は、出典からの引用です。
 比喩のこのような性質は、言語を“神話”の領域に近づけるであろう。
 比喩を狭い意味にとれば、それは一つの思考内容を、それと何らかの点で似通った物の名前で意識的に表示することを指すであろうが、この“翻訳”、ないし置換の発生因を究めようとすると、われわれは、おのずから、神話的な思考や感情に導かれるのである。
 いかに原初的な言語表現といえども、一定の認識的・感情的経験を一定の音声に、いいかえれば、経験とは異質の媒体に、変質することを要求する。
これとまったく同じように、いかに単純な神話形式といえども、一定の印象を日常的・世俗的領域から“聖”の領域へ高める変形作用がなければ成立しない。
 神話における俗から聖への転換、言語における経験から音声への転換は、いずれも、比喩的翻訳に似た構造を示し、しかも、ともに、たんなるカテゴリー間の移行ではなく、カテゴリーそのものの創造である点において、「根源的比喩」(原語略)とも呼ばれるべきものである。
 言語も、神話も、それぞれの全体が、一箇の巨大な比喩なのである。   ●出典の引用終わり。

◎著者は、詩において「新しい世界解釈」を創りあげることを可能とする「比喩」の源を探ろうとします。そして、「比喩」がもつ、“翻訳”すること、置換することの発生の原因を究めようとするとき、私たちは「神話的な思考や感情に導かれる」と述べます。
 なぜなら「言語における経験から音声への転換」と「神話における俗から聖への転換」は、「いずれも、比喩的翻訳に似た構造を示し」ているからだと。どちらの転換も、「カテゴリーそのものの創造」であると。
そして、とても印象深く心に響き世界観が拡がる言葉で要約します。
 「言語も、神話も、それぞれの全体が、一箇の巨大な比喩なのである」と。この言葉で、なぜ、比喩を通して、言語が“神話”の領域に近づくのが、私にも理解できます。
 どちらも、比喩による、創造なのだと。著者はさらに省察を深めていきます。

●以下は、出典からの引用です。
 神話と言語とに共通の比喩的原理は、(略)呪術において、他人のつめ、髪、映像などの部分を手に入れることが、ただちにその人間の全体を支配することになるのと同じように、部分と全体との置換が、比喩的修辞の主要なタイプのひとつなのである。(略)

 いま、二つの異なった感覚体験がそれらの内的意味として同じ種類の“エッセンス”を生ぜしめ、このエッセンスがそれら二つの感覚体験に意味を“与えて”いるとすれば、ここにこそ、言語の確立しうるあらゆる結合作用の中で最初の、そして最も堅固なものがある、と言わねばならない。けだし、(略)同じ名で呼ばれる幾つかの物は、何によらず、絶対的に同じものに見えるからである。
 語によって固定された局面の類似性は、問題になっている諸知覚のあいだの異質性をしだいに覆い隠す原因として働き、ついには、それを完全に消滅させてしまう。(略)直接的知覚や論理的分類の立場からは別々の本体も、言語においては同じものとして扱われてもよく、その結果、それらの中の一つについて言われたことは、すべて、他の物にも移されてよいのである。   
 比喩は、たんなる修辞上の技巧なのではなく、言語そのものの内に根源的に含まれている能力のおのずからなる発露であり、このようなものとして、それは、詩という自己矛盾的な言語表現を可能にするのである。(略)●出典の引用終わり。

◎著者がここで挙げる「呪術」の例示は、概念的な考察で何を伝えようとしているのかを、印象深く感じとらせてくれます。
 呪術というものにとって、「他人のつめ、髪、映像などの部分を手に入れることが、ただちにその人間の全体を支配することになる」、この感覚は誰もが持っているので、 「部分と全体との置換」という概念についてのこの説明はわかりやすいと思います。
 それはどうしてなのかを、著者は次のように説明します。「言語の確立しうる結合作用」として、「同じ名で呼ばれる幾つかの物は、何によらず、絶対的に同じものに見える」こと、「直接的知覚や論理的分類の立場からは別々の本体も、言語においては同じものとして扱われてもよ」いこと。
 だからこそ、言語において「部分と全体との置換」が成り立つ、「それらの中の一つについて言われたことは、すべて、他の物にも移されてよいのである。」と。このように「呪術」に似た比喩の能力は「言語そのものの内に根源的に含まれている能力のおのずからなる発露」であり、これこそが、「詩という自己矛盾的な言語表現を可能に」している、と。
 「言語も、神話も、それぞれの全体が、一箇の巨大な比喩」なのであり、だからこそ、詩もまた比喩を紡ぎ創り出される「新しい世界解釈」「新しい神話」なのだと。
 一人の詩の書き手として、これらの叙述は、詩作という創作行為の核心、なぜ、詩の言葉で作品を紡ぐのか、という問いに対する答えとなっていると、私は思います。
 続く以下の著者の言葉は、情熱的で、詩を愛する渾身の想いが輝きだしていて、私の心に深く木魂します。心打たれる、素晴らしい、美しい言葉です。

●以下は、出典からの引用です。
 詩は、神話という根源へ向っての言語の自己還帰をあらわしている。
それが、個々の語に日常の水準をはるかに超えた実体性と白熱の輝きとを与え、その都度、あたかも最終的な世界解釈のごとく響くのはこのためである。
それは、科学的論理に連なる拡散光によって世界を照らすのではなく、あらん限りの光を世界の一点に集中する。
それは、その言葉のエネルギーによって、たんに死すべき人間の心を動かすのみならず、さらに、神々をも動かして、かれらを呼び出す力を持つであろう。     ●出典の引用終わり。

●出典『詩学序説』(新田博衛、1980年、勁草書房)

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新しい詩「うたう風船」「森に生まれる」「麦の秋」「雑草」「やわなこころ」「ちっちゃな羽ばたき」をHP公開しました。

 私の詩のホームページ「愛のうたの絵ほん」の「虹 新しい詩」と「野の花・ちいさなうた」に
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