私の折々の想いをツイッターにしたためた言葉から、似通う色合いのものをまとめました。舞い落ち積もり重なった落ち葉を、楓と公孫樹と桜、それぞれの葉っぱをまとめて、焚き火にあたるような感じです。
四回に分けて公開します。
今回は「詩と文学」です。
私の率直な想いです。☆
疲れてる、花と話すこころ、星にときめくこころ、なくしてる、沈み静むばかり、詩なんてどこにも。でも好きだということだけ忘れずに、待とう、疲れの底からから浮かび、きっと、話せる、ときめける、好きだから、ただそれだけで、花に、星に、愛するひとに。こころは海、言葉は波、沈み、浮かび。
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好きと感じてしまう言葉 こころうたれてしまう言葉 美しいと感じてしまう言葉 大切なのはそれだけ。
単純で素朴でありままの 人の想いの 強さ、美しさ、願い、愛を
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詩を、形容すると。気まぐれ、わがまま、自分勝手、訳にたたない、お金にならない、暗い、マイナス言葉を塗りたくれば、できそう、だけど。人間だから伝えあえる、こころ、感動、恋、愛、思いやり、人間であるのをかけがえなく感じる瞬間が、詩だよ。感じられないならこの星を最悪に汚すただ有害な獣。
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作品は、そのたびごとに、いちどきりの、花だから。こころに生まれた、感動の種から、芽吹く姿も、花びらのいろも表情も、生まれソ育つかも、なんにもわからない。けど、想い、願うことから、愛の花きっと。
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文学が素朴だからできること、文学でこそできる、とても素朴なこと。心をうつ。
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孤独からしか詩は生まれない。孤独なひとりと孤独なひとりの、向き合いにだけ、愛はある。
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ほんものの文学は、感情。愛することと、同じ。海の波を、ひとはコントロールなんてできない。できるのは、波のまにまにいることを感じること、言葉を波のしぶきにしようと願うことだけ。
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誰にも知られない、知らせない、愛するひととの、ふたりだけの時間、伝えあう表情のためにだけ、生きている。と、心うつ文学は、みんな伝えてくれる気がして。
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情熱で、込めることができるすべての情熱で、とにかく、書こう。才能はなくてもあっても、引きずられ冬眠から目覚めてくれるだろうから。愛さずにいられないのと同じほどに強く、情熱で。
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菜の花畑、チューリップ畑、ひまわり畑や高原のお花畑の、いちめんの美しさにいつも憧れ、そんは詩を咲かせたいけど、道ばた一輪の小さな花が好き。
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文学、詩は、おそろしいほど、曖昧なつかみどころも正解もない、ばうばうとしたもの。読者として、いちばん心に響き、好きになってしまうのはふたつ。心が純であること。心こめられていること。賢いひとが、馬鹿にしようが、その大切なものがないなら、文学でも詩でもないと、私は感じます。
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所属する組織、集団の看板をひとつひとつ取り去って最後の仮面を外して表れる、その人だけの個性の表情をこそ、大切に想うのが、文学。
詩。
それは愛と限りなく近くて。
宇宙にひとり、はだかで産み落とされた、あかんぼのこころ、童心にやどる、愛に近くて。
生まれたままの姿、求めあわずにはいられない、ひとりとひとりの、想いに近くて。
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はあもにい、こだま、響きあいの、最果て、極限は、無音とすれすれ。醜さの果て、美しさの果て、生きること、愛することの最果ても、死と隣り合わせ。その端境の青空へ浮かんでゆかずにいられなかった、こころの、しゃぼんだまの虹色には、詩が美しく映り、やどり、ふるえ。ぽしゃんと、壊れるまで。
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今回の最後に、想いが燃えて結晶した私の作品を。
詩「うたの花」 (作品名をクリックすると、お読み頂けます)。
次回は、詩想(三)「一市民として」です。
☆ お知らせ ☆
『詩集 こころうた こころ絵ほん』を2012年
3月11日、
イーフェニックスから発売しました。
(A5判並製192頁、定価2000円消費税別途)
☆ 全国の書店でご注文頂けます(書店のネット注文でも扱われています)。
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Amazonでのネット注文がこちらからできます。
詩集 こころうた こころ絵ほん イメージング動画(詩・高畑耕治、絵・渡邉裕美、装丁・池乃大、企画制作イーフェニックス・池田智子)はこちらです。
絵と音楽と詩の響きあいをぜひご覧ください。
こだまのこだま 動画
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